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Ⅴスプリングボード

 企業の寿命は30年といわれることがある。企業が変革しないと社会の変化に取り残されて滅びてしまうということであろう。それを避けるには企業は常に自己改革をしていなければ生きぬけないことになる。三信倉庫はその30年をとうの昔に過ぎた。果たしてこの50年、社会の変化に対応した変革が遂げられてきたのであろうか。会社はこれが完成ということはない。常に悩み、迷いながら将来のために日々努力している。

 創業50年という節目には、通常立派な50年史を発刊し、お取引先にお配りするものだが、三信倉庫は過去を振り返るよりも将来を見据えることに重点を置くべきと考えた。そのひとつが、将来の会社のあるべき姿を議論するプロジェクトチーム「新創」の立ち上げである。社員全員にインタビューしてさまざまな意見を汲み取り、次の時代に生かせる方策を実現していくことになる。
もちろん「温故知新」、これまで営々と会社を築いてこられた先輩方の足跡を糧にして将来を見据えることも大切であり、そのためにこの小冊子を作成した。先輩方が汗水たらして築き上げられた会社を育てていくために、現社員はよくその歴史を理解してほしい。

 今、資産を持つためのリスクが喧伝され、バランスシートから資産を除外する経営がはやっているが、現時点で三信倉庫はその潮流には乗らない。それよりも、せっかく保有している資産を有効に生かす経営が大事であると見定めている。資産を持たないよりは持っているほうが有利であることは自明だし、その強みを生かしていくのが私たちの経営だ。

 会社にとって50年とは単なる節目に過ぎない。私たちはこの節目にあたり、過去の貴重な礎の上に新たな飛躍を期している。まさにスプリングボードにのって跳躍をするがごとく。

 企業は永続するものだが、それを構成する人は入れ替わる。これからの50年、そしてその先に三信倉庫がどのような変革を遂げているかを想像するのは大いに楽しみだ。

 100年史、何人の人が読めるだろうか。

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