配送
アウトソーシング
一括物流
多店舗展開の小売店が商品を仕入れる際,複数のメーカーの商品を物流センターでとりまとめて、一括して各店舗に配送する仕組み、またはシステムのことです。
メーカー、卸売業者が各店舗に商品を納品する方法から、いったん全ての商品を管理する物流センターに納品して、各店舗毎の商品を仕訳して一括して各店舗へ配送車で納品する方法で、検品の省略、カテゴリー納品など効率化も可能とします。
この効率化の為には物流センターの機能が重量となっており、大手スーパーなどは物流センターの機能を外部へ委託している場合が多いです。
ウィング車
運送
荷主からの請負により物(商材、人)を輸送することです。
陸運、海運、空運があり、法令上の分類は下記のとおりです。
■陸運
商法第3篇では、運送に関する行為を営業的商行為としたうえで、「陸上又ハ湖川、港湾ニ於テ」なす運送営業について直接規定しています。
■海運
商法第4篇には、船舶にかかる運送契約を規定しています。
海上運送法には、海上において船舶により、人または、物の運送をする事業で、港湾運送事業以外のものを船舶運航事業と定義しています。
■空運
航空法には、他人の需要に応じ、航空機を使用して有償で旅客、または、貨物を運送する事業を航空運送事業と定義しています。
運送保険
帰り便
主にチャーター便の運行にて発地から着地までの片道の運行を「行き便」、着地から発地までの片道の運行を「帰り便」と呼んでいます。
現在は荷物の動きが地方から大都市圏に集中しているため「行き」の荷物はあっても「帰り」の荷物が無い場合が多くあり、帰り便を活用させるサービスなどもあります。
幹線輸送
オープン・トップ・コンテナ
屋根部分が通常の固定された強固な天板の代わりに幌や防水シート類が張ってあり、これ等を取り外しクレーン等により開いた上部開口部からの荷役ができるため、ドライ・コンテナに積載できない高さのある貨物や、コンテナ壁面のドアからの搬出入作業が困難な重量物・長尺・異形貨物等を主に積載します。日本では無蓋(むがい)コンテナとも呼ばれています。
緩衝材
動きの異なる複数の物体が干渉し合うことによって物体が破損することを防ぐために、間に挟む物、およびその素材を言います。貨物における内容物の保護、靴の靴底などに使われます。
(発泡スチロール、気泡緩衝材(エアーパッキンもしくはプチプチ)、新聞紙など)
共同配送
個別の配送を行ってきた複数の企業が共同化することにより荷物を積合わせして配送コスト削減を図る配送方法のことです。
実施が困難なケースが多いが積載効率の向上を図る点から今後その普及が望まれています。
クロスドッキング
混載便
複数の荷主の持つ多くの商品を貨物としてひとつの輸送機関に積み合わせ輸送する方式のことです。
鉄道、船舶、航空、車輌、いずれもこの混載には対応できるようになっていますが、安価で運用するためには高度の積み合わせ技術が必要です。
特に自動車による混載はきわめて高度なものです。
コンテナターミナル(コンテナ埠頭)
海上コンテナ輸送のための中核的港湾施設で、トレーラーで陸送されたコンテナを船積みし、あるいは、陸送のために船から降ろされたコンテナをトレーラーに載せる施設のことです。
コンテナ埠頭とも呼ばれています。
時間指定便
届け先に対して指定された時刻に荷物を届けるシステムです。
荷主の希望により指定時刻は設定され、特定の時間に配送が集中するためコストアップの要因のひとつとなっています。
実勢運賃
運送事業の料金は多くの場合、認可制、あるいは届出制となっており、一定の幅の中で運賃を確定することが定められています。
企業間取引きが中心となる貨物輸送サービスにおいては通常荷主と輸送会社間の価格交渉によって運賃が決定します。このようなプロセスで決定される運賃を実勢運賃といいます。
出荷
宅配便
特別積み合せ運送事業の一形態で比較的小さな貨物を各戸に配送する個人、法人向けの運送便のことです。輸送システムは基本的に路線便と同じだが、単なる輸送のみではなく、クール便、期日、時間指定配送、代金決済サービスなどの提供もおこなわれています。料金は個建の地域別運賃です。
タリフ
運賃を算出する上で必要な運賃表データのことです。
物流業界では事業開設にあたり、その提供価格を運輸省に原価計算書と共に提出する必要があります。原価計算書を提出しない場合は運輸省が計算した標準運賃表をもとに事業を行うことができます。この「標準運賃表」に当るものをタリフと呼びます。
「標準運賃表」はトンキロ【重量×距離】で計算しており、2年に一度改訂され平均して5%程度の運賃アップがなされてます。
チャーター便
一般貨物運送事業のことで、トラックを借りきって特定の荷送人から貨物を受取り、積み替えなどをせずに、荷受人まで配送する運送便です。貸切便とも呼ばれます。チャーター便の特徴としては時間指定が可能、積み替えがないために破損事故が少ない、などがあります。
中継料
主に混載便を使用した際に請求される費用のことです。
日本全国に荷物を配送するためには複数の物流企業間での荷物のリレー的な受け渡しが必要になる場合があります。その際にはトラックターミナルと呼ばれる中継地点で荷物の積み替えを行います。この時に発生する人件費が請求されます。これを避けるために、全国対応が出来る物流企業との契約を締結することで、コストや手間を抑えることが可能です。
ドレージ
主に海外からコンテナで輸送されてきた荷物をデバンニングせずに直接目的地まで陸送する方法をさします。
発泡スチロール
合成樹脂素材の一種で気泡を含ませたポリスチレンです。発泡プラスチックの一種。
性質
- 発泡による特性
- 断熱性が高いです。
- 軽量
- 耐衝撃性が高いです(ただし、質量比での比較)。
- 加工が容易
- ポリスチレンとしての性質
- 白色(を素材に混ぜ込むことで着色は可能)
- 耐熱性は低く、約90℃で溶解します。
- 非常に燃えやすいです。難燃剤の添加によりある程度改良可能だが、しばしば火災時に問題になります。
- 耐水性が高いです。
- テルペン油、エゴマ油、シソ油など一部の食用油や、柑橘類に含まれるリモネン、ベンジン、シンナーなどの有機溶媒に溶けます。
- アルコール飲料と長期間接すると、味を変質させることがあります。
- 有機溶剤に接触すると、広範囲に溶解します。
平ボディ
トラックの荷台の形状のことです。積荷の寸法、積み下ろし方法等で最も制約が少ないボディとして最初に作られました。但し、荷台部分が露出している為、雨天時や荷崩れの起きそうな貨物の場合はシートをかける必要があります。箱型荷台を持ったトラックは箱車と呼ばれています。
フォワーダー
仲介人として荷主と輸送会社を結び付けて関連する書類を作成、ドアツードア輸送を行なう代理業者のことです。輸送方法やエリアにより更に業種分類されていますが、一般的には国際輸送を取扱う業者を指します。
保険
偶然に発生する事故(保険事故)によって生じる財産上の損失に備えて、多数の者が金銭(保険料)を出し合い、その資金によって事故が発生した者に、金銭(保険金)を給付する制度。
保税運送(OLT: Over Land Transport)
方面別仕分け
モーダルシフト
トラック偏重から鉄道や船、航空機などに輸送の方式を転換することです。
ユニック車
荷扱いのための小型クレーンを持つものであり、開放型の荷台のものが多いです。なお、ユニックは古河ユニック株式会社の商品名でありますが、一般名称として浸透しています。
ルート配送
事前に商品を運ぶ道順をルートとして決めておき、そのルートに従って配車し、納品を行う配送方式のことです。
ロット
輸送および荷役、保管を行う際の貨物の処理単位のことです。
路線便
特別積み合せ運送事業のことです。運送形態は荷送人より貨物を集荷しトラックターミナルに輸送され、方面別に仕分けされ配送先に近い区域のトラックターミナルに大型トラックで幹線輸送を行います。トラックターミナルに貨物が到着すると配送先別に仕分けをし、受取人に配送します。料金は基本的には特別積合せ貨物運賃表を基準とします。
ISO
国際標準化機構のことです。工業・農業産品の標準的品質保証規格を制定している国際機関です。特徴として継続審査があり、取得後のレベル維持が高度に要求されます。
日本では「アイエスオー」と呼ばれることがありますが、正しくはラテン語の"等しい"の意味をもつ「イゾ」と呼びます。
ISO9000
国際規格認証機構(ISO)が1987年に発行した品質マネジメント規格です。
ISO9001(品質マネジメントシステム規格)が認証登録制度となっています。
製品やサービスそのものではなく、製造や作業工程に関する規格。責任と権限の明確化により社内業務のシステム化や標準化を達成することを特徴とし、認定取得後の継続的な審査では常に品質レベルの維持が求められます。
例えば、高度な品質が要求される半導体製造に関しては、ひとつ一つの製品の品質規格を満たすためには、クリーンルームのような製造工程そのものを管理していくことが求められます。
【ISO9001、ISO9002】
設計管理が要求項目に入る9001は製造業が、物流業者をはじめとするサービス業は9002を取得する例が多くみられます。
RFID
自動認識技術のひとつです。ICを組み込んだプレートや、タグを物や場所に取り付けることで、そのものの判別や位置確認が可能となります。非接触型でデータの読み書き、更新ができるという特質があり、最近、急速に発展しています。
物流上の利点としては、荷物を移動させたままコードを認識させることができるため処理速度があがるなどのメリットがあり、港湾からのコンテナ出荷時の情報伝達などで飛躍的な時間短縮効果が実証されています。
RFIDの代表と言えば、「Suica」や「PASSMO」などがあります。
WMS
物流倉庫管理システムのことで、物流センターにおける一連の業務を効率化するための総合管理システムのことです。
物流倉庫の入出庫管理や在庫管理、労務管理や作業工程管理機能から、入荷、検品、ピッキング、梱包、出荷の各作業に必要な情報を管理することも可能です。倉庫の管理、品質といった業務をハンディターミナルによるバーコードの読み取りなどにより、作業の効率や在庫管理をスピーディーに行うことができます。
3PL
荷主に対して物流改革を提案し包括して物流業務を受託するサービスです。企業の流通機能全般を一括して請負うアウトソーシングサービスです。
自らは物流業務を手がけない企業が、顧客の配送・在庫管理などの業務をプランニングや、システム構築などを含め長期間一括して請け負い、外部の物流業者などを使って業務を遂行します。
1st Party(荷主企業)と、2nd Party(物流企業)に対して、3rd Party(3PL企業)は利用運送業者を指します。ロジスティクスサービスを荷主に対し、その立場に立って戦略的に提供する事業者を活用します。
