「2012年3月」一覧

投稿者: システム管理者

2012年03月27日

荷役料のアレコレ~荷役料金の項目別試算~

先週に引き続き、営業部の松本です。

 

前回のブログでは、"荷役料金の概要"と題して、荷役料と単にいっても色々な項目があるとご説明しました。

今回は、その荷役料というのが、どのようにして決められているかをご紹介したいと思います。

 

保管料はその貨物に対する「スペース料」ということに対して、荷役料というのは、その貨物に関わる「積み下ろし料・運搬料」といった作業系の意味合いなのですが、それぞれ貨物の特性によって算出の仕方が変わってくるという点では、保管料と似通っている部分があります。

 

例えば、"1ケース"を倉庫入庫をするとしましょう。

その"1ケース"というのは、両手で優に持ち運びができるものかもしれません。

またはその"1ケース"というのは、大きくて重いもので、一度パレットの上に載せてから、フォークリフト等の荷役機を使わないと運び入れができないものかもしれません。

同じ"1ケース"でも、貨物の特性によって、倉庫の中の保管場所までの運び入れが変わってくるので、荷役料金も変わってくるのです。

 

1ケース

そして算出方法なのですが、こちらも保管料と同じようにいくつかありますが、代表的なもの2つ、挙げてみましょう。

 

①1個あたりの"個建て荷役料"

貨物の形状が同じものであったりする場合は一律の料金を設定します。計算方法もシンプルで、入庫料と出庫料が同一金額である場合が多いです。

以下の通り、料金設定をして荷動きするとします。

入庫料  1個につき30円
出庫料  1個につき30円

20個入庫して、10個出庫、残りは保管する

こちらの荷役料はというと・・・

入庫料  20(個)×@30=600円
出庫料  10(個)×@30=300円

なので、合計900円となります。

出庫しないでそのまま残る10個は、以前に説明した保管料の計算方法で計上します。

 

②1㎥(立方メートル)あたりの"容積建て荷役料"

容積に設定単価を掛けた金額が荷役料金となります。

こちらも以下の通り、料金設定をして荷動きするとします。

入庫料、出庫料ともに、1㎥につき1,000円
容積が0.03㎥の貨物を50個入庫する

入庫の際の荷役料はというと・・・

@1,000×0.03(㎥)×50(個)=1,500円

となります。

 

業界内の話で、『デバン入出庫エムスリー2,700円!』というとそれは、

デバンニング作業料と入庫料と出庫料の3工程分をまとめて、単価2,700円を容積建てで計算する!

ってことなのです♪

 

この"デバン入出庫"は、倉庫にコンテナが到着した時には既に配送先が決まっていて、配送先別に荷捌きし、配送する場合などに多く使われます。

こういった、倉庫に保管せずに当日中に出庫作業まで完結をさせる形態のことを"デバンオントラ"といったりします。

デバンオントラの詳細はこちら

 

営業倉庫を利用するうえでは、"保管料"と"荷役料"は必ずといっていいくらい出てきます。

見慣れない言葉のオンパレードですが、この部分だけでも押さえてもらえれば、自社商品のコスト計算をする際にもお役立てできるかと思います。

それと、営業倉庫を利用するハードルが少しでも低くなったと感じていただければ幸いです。

【バックナンバー】
第1回  荷役料のアレコレ~荷役料金の概要~ 
第2回  荷役料のアレコレ~荷役料金の項目別試算~

【関連ブログ】
そもそも保管料ってなーに?

次回のブログ更新は4/3(火)です。

 

 

カテゴリー: 本社

日時: 2012年03月27日 13:20 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)