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会長ブログ「大竹広明の目」

「2007年8月」一覧

2007年08月24日

甲子園

甲子園の夏が終わりました。

見事な逆転劇で優勝旗を手にした佐賀北に拍手を送ります。この公立校は見事4081校の頂点に立ちました。

しかしその裏には4080校の涙があります。予選でコールド負けして悔し涙にくれた高校、あと一歩で甲子園に届かず無念の涙を流した高校、晴れて甲子園に出場したものの実力を発揮できずに去った高校、逆転ホームランがなければ歓喜の優勝を果たしていた広陵高校・・・。

土に、はいつくばって練習した日々、睡眠時間を割いてトレーニングに明け暮れたとき。何年にもわたる努力をしても、ただ一度の敗戦でトーナメントから姿を消す。何という残酷な筋書きでしょうか。

でも日本人はこんな涙を尊びます。敗者にも勝者に劣らない拍手が送られます。

そんな優しさをこれからも日本人の心に引き継がれることを望みます。

    大竹広明

カテゴリー: スポーツ

投稿者: システム管理者 | 2007年08月24日 10:16 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年08月06日

阿久悠さんの死

作詞家の阿久悠さんが亡くなりました。

「せつない、苦しい、美しい」などのありきたりな形容詞を使わずに、情景を描写することで心情を見事に表した、広い世代にわたり、さまざまなジャンルでヒット曲を生み続けた、真に天才と言えましょう。

生前、彼は「現代は皆が不機嫌になっている。生活基盤が整うと不機嫌になることが不思議だ」と語っていました。

見知らぬ人が行きかう公共の場で、人がイライラしたり不機嫌になっているのは日常よく見かける光景です。

生活が豊かになるとなぜ不機嫌になるのでしょうか。その答えとしてひとつの仮説を立ててみました。

物が豊富になるのに反比例して心が貧しくなることは、私は前から推測していました。更に現状の生活に満足してしまうと、将来に向けての夢が無くなってしまうのではないでしょうか。努力して生活を良くするという上昇志向も無くなってしまうのではないでしょうか。

社会の枠組みが決まってしまって、努力してもしがいのない社会ではどうしても内向きになる人がふえてしまいます。

こんな時代には、「弱者への思いやり、芸術文化への関心、環境美化、郷土への恩返し」など美しい心を大切にしたいものです。

お金が全ての世の中でなく、私たち日本人の一人ひとりが優しい心を少しでも持つようにすれば、世の中の不機嫌さは少なくなることでしょう。

       大竹広明

カテゴリー: 生き方

投稿者: システム管理者 | 2007年08月06日 10:18 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)