2009年06月03日
宝くじ
宝くじのシステムは、売上高の何割かを発行元(胴元)が確保し、残りを配当に廻すもの。従って、投資金額を回収することは諦めたほうがよい。沢山買えば当たりくじにめぐり合う機会が増えると思っている人もいるが、それは大きな誤解。沢山買えば買うほど、還元される金額は配当率に近づく。因みに発行くじ全部を買えば、胴元の取り分だけ確実に損することになるので明白だ。
昔会社の先輩から宝くじを勧められて、「割が合わないから買わない」と答えたら、「私たちは夢を買うのよ」と返事され、それに対して「自分は毎晩ただで夢を見ている」と返したら、鼻白まれた。
競馬や競輪も同じで、胴元が一定割合を確保するが、購入者の才覚で当たりの確率を高めることはできる。ビギナーズラックといって、初めて馬券を買った人が大当たりをすることがあるが、外れ馬券で配当無しが通常のところ、たまたま当たってしまうと大事件になり評判になるだけのこと。
新型インフルエンザにしても東京で3人発症、全国で400人弱の発症で大騒ぎしたが、数字を見つめると東京都の場合1千万分の3、全国では1億2千万分の400の確率だから、殆ど感染する恐れはないのに、マスクが売り切れになった。
もっとも、来るべきより強力な毒性を持つインフルエンザ対策の予行演習になったと思えば、それはそれで価値があった。改めて日本人の清潔意識に安心するものである。
何が言いたかったかといえば、人の噂や評判に惑わされる前に、一度数字でその根拠を確かめてみれば、案外冷静に対応ができるのではないかと思っただけのことです。
この稿、みずほ銀行ご関係者の方にはごめんなさい。
大竹広明
カテゴリー: 社会
投稿者: ブログ管理者_2 | 2009年06月03日 10:39 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
