2009年09月09日
政治家の資質
明治時代のベストセラー、福澤諭吉著の「西洋事情」には、政治家が官吏を選ぶにあたっての要件が書かれている。
「博識多聞、書を読み教えを被り、義を守り節を知り、確固不抜、世間第一流の人物」つまり、知識があって、勉強し、礼節を守り、揺るがず、人間として尊敬される人を用いるべきと言っている。
官吏でさえもこのような高いハードルを設けているので、それらを選ぶ政治家の資質は官吏に幾重にも増した人間力が求められるはずだ。
先月の総選挙で我々選挙民が国会に送った人たちは、果たしてこれらの要件を満たしているのであろうか。中には公示の数日前に比例名簿に載って、まさかの当選となった人もいると聞く。
もし国会議員がこれらの資質を具備していないとすれば、これは我々国民の責任であり、また政党の責任でもある。
日本の将来を託すに足る政治家を選ぶには、果たして現行の制度で事足りるのであろうか。選挙制度の改正、議員定数の大幅な削減が急務だと思う。
「西洋事情」が著されて間もなく150年。日本は経済的には相当な発展をしたが、果たして政治は進歩したのだろうか。
大竹広明
カテゴリー: 政治
投稿者: president | 2009年09月09日 08:47 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
