2010年04月28日
潤滑油
朝の通勤電車で私の前に立ったサラリーマン風青年。網棚に荷物を載せるときに、中から書類がこぼれ、私が読んでいる本にぶつかり、床に落ちた。彼は何事もなかったようにそれを拾った。
通常「ごめんなさい」とか「失礼しました」とか「スミマセン」と日本人は言うものだが、何も言わない。顔を見てもただ目をそむけるだけだ。
私の周りには、さわやかな若者が何人もいる。挨拶がしっかり出来る人も沢山いる。こういった人たちに囲まれていると、日本の将来も捨てたものではないと思う。
獣と違って人には言葉が与えられている。この便利なツールを使って、人は意思疎通をしてきた。ある意味、人間社会の潤滑油の役目を果たしてきた。
この青年はせっかく人に与えられた、大切な機能を自ら放棄していて、可哀想に思った。
大竹広明
カテゴリー: マナー
投稿者: president | 2010年04月28日 12:51 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
