ホーム > 大竹広明の目 > 2014年12月 > 顔が見えない犯罪

会長ブログ「大竹広明の目」

2014年12月04日

顔が見えない犯罪

振り込み詐欺が増えているという。相手の心理に付け込み電話で不安をあおり、受け子と称する人に金を渡させる。受け子は主犯との関連が薄いので、捕まっても主犯はなかなか特定できない。

この犯罪、インターネットの中傷書き込みに似ていないだろうか。自分の顔が出ないので、面と向かっては言えないことも書き込んでしまう。

透明人間になったら、悪いことがいろいろできるという隠れた欲望が人にはある。透明人間ではなくとも、匿名性は場合によっては犯罪の引き金になる。善意の匿名は立派だが、少し間違うと、顔が見えないことは卑劣な行為の道具になってしまうことが人間の弱さかもしれない。

          大竹広明

カテゴリー: 社会

投稿者: president | 2014年12月04日 13:10 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)