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会長ブログ「大竹広明の目」

2017年03月15日

民主主義

昨年6月、国民投票で英国がEU離脱を決定した。残留派のキャメロン首相は辞任し、次にメイ首相が離脱の実務を担うことになった。ここで驚いたのはメイ首相がやはり残留派だったことである。自己の主張と反対の政策の舵取りができるものだろうか。

しかし考えてみれば、過半数の民意に基づき政治を司るのが民主主義国家の政治家の使命だ。メイ首相は忠実に民意を履行していることになる。議会制民主主義発祥の地である英国では当たり前のことなのだろう。

翻ってわが国の国会はどうだろう。国民の過半数の信任を受けた与党の発議に対して、野党は強行採決反対といって審議に応じない場面がある。十分な審議を経て採決されるなら民主主義の原則に従って粛々と国政を運営すべきである。

ちなみに英国や米国では「強行採決」に該当する言葉はないそうだ。

          大竹広明

カテゴリー: 政治

投稿者: president | 2017年03月15日 08:26 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)