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会長ブログ「大竹広明の目」

「社会」一覧

2012年04月13日

日本人の色彩感

今朝新聞を広げたら北斎の浮世絵が目に飛び込んできた。瞬間的に歌舞伎の色彩を連想した。色彩に透明感があるのだ。赤や青に透明感とは、言葉を代えれば濁りのない色が使われている。この色彩感が外国人には印象的に映るのだろう。有田や鍋島の絵付けや、京都や飛騨高山の山車や神社仏閣の装飾などの鮮やかな色彩も独特な伝統を感じさせる。

日本人の眼は微妙な色合いまで区別できるというが、変化にとんだ四季の移ろいがそんな感覚を育んだのかもしれない。微妙な四季の変化を短文に凝縮した俳句も日本が誇るべき文化だ。

             大竹広明

 

カテゴリー: 社会

投稿者: president | 2012年04月13日 08:04 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年02月27日

のりしろ

小学生のとき月刊学習雑誌に、紙で作るおもちゃや飾り物の付録があった。印刷された厚紙を切抜き、組み立てれば完成。糊をつける場所には「のりしろ」と書いてあった。「のりしろ」とは糊をしろ(つけろ)という意味かとも思っていた。

辞書で引くと糊をつけるための場所とあり、転じて人間同士互いに譲り合うこととの意味もある。「のりしろ」の部分が2重になっていて、相手のために場所を提供しているように見えるのでこのような用法ができたのだろう。

「のりしろ」は遊びやゆとりのことだ。効率が最優先されて、世の中なんとなく「のりしろ」が減ってきたように思う。一人ひとりが心に「のりしろ」を持てば、ギスギスした社会の潤滑油となることだろうに。

キレる若者(若者に限らない)が増えてきたようにも言われるが、キレる人と言えば以前は「頭の回転が良くて仕事ができる人」のことだったのになあ。

         大竹広明

 

カテゴリー: 社会

投稿者: president | 2012年02月27日 08:30 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年01月24日

鉄道員

昨日は東京でも雪が積もりました。今朝、鉄道駅のプラットホームでは白線から外に白い粉末がまかれていました。きっと凍結防止剤でしょう。夜のうちに駅員が事故防止のためまいてくれたのでしょう。

線路の上に雪が積もらないように、夜通し運転した区間もあると思います。ポイントが凍結しないようにカンテラで温めた駅員もたくさんいたでしょう。多くの鉄道員が家に帰らないで徹夜で安全確保に尽くされたことでしょう。

このような大変な努力のおかげで、今日は平穏に通勤することができました。

こんな鉄道員のご苦労を知っていたら、列車妨害や故意の人為的事故など決して起こせないはずなのですが。

      大竹広明

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投稿者: president | 2012年01月24日 08:32 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年01月17日

機内預け荷物の不思議

路線、航空会社、座席クラスによって差異はあるものの、標準的に機内預け荷物の重量は20kgと決まっている。空気中を飛ぶ物体をできるだけ軽くするのが大きな目的なのだろう。

私は体重60㎏にも満たない、いわば軽量級。仮に100kgを超える人も機内預けの重量制限は平等に20kg。体重と合計すると80対120。乗客の体重は見逃すのに、荷物の重量オーバーに目くじらを立てることに違和感を覚えるのです。

運搬に携わる人たちの労働負荷を考慮するのであれば、一つのスーツケースあたり20kg以内にして、乗客の体重に応じた個数を認めてくれてもよいと思うのですが、いかがでしょうか。

        大竹広明

 

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投稿者: president | 2012年01月17日 15:06 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年01月11日

郵便料金の不思議

米国からDMが届きました。差出人は外資と言えども日本法人の事務所から。国内郵便で出せばいいものをなぜそんな手間がかかることをしたのだろう。

理由はすぐわかりました。国内の封書は定形郵便ならば80円です。しかし米国からエアメールで投函すると84セント。1ドル77円で換算すると、65円です。大量に郵送する場合はお得ですよね。

でも海外から飛行機を使って配達する方が国内よりも安いなんて・・・不思議です。

なお5月14日からは米国の郵便料金が値上がりし90セントになるようですが、これでもお得です。

         大竹広明

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投稿者: president | 2012年01月11日 13:10 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年12月26日

言葉の使い方

先日T電力の社長が料金値上げの記者会見をしました。値上げはこれで決まったわけではなく、政府の了解のうえで決定されることになります。

気になったのは社長の言葉づかいです。「(料金の値上げは)我々の義務というか権利であります」と言ったのです。商品の供給者が商品の値段を決めるのは義務とか権利でしょうか。八百屋さんがニンジンの値段を決めるのは勝手です。安ければ売れるし高ければだれも買わないので、需要供給に見合った価格に自然に収斂します。これは八百屋さんには競争原理が働き、独占販売ではないからです。

一方、電力はその地域では独占事業で、そのために料金の設定には政府の承認が必要なのです。

このような背景があるのに「義務」とか「権利」という単語が口をついて出てしまうのは、発言者の心に驕りのような潜在意識があるからではないでしょうか。

もし政治家がこのような失言をしたらマスコミは黙っていないでしょうに、今回はどのメディアも取り上げませんでした。これも不思議の一つです。

大竹広明

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投稿者: president | 2011年12月26日 14:33 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月26日

基礎研究

日本人は加工や応用技術が得意で、基礎研究は苦手という定説がある。はたして本当でしょうか。

山形県鶴岡市にバイオの先端技術研究を目的とする慶應義塾鶴岡キャンパスがある。先日ここの所長の話を伺う機会を得た。

このキャンパスでは慶應義塾の大学生・高校生の有志に地元の高校生も一緒になって、様々な研究に取り組んでいる。とかく縦割りになりがちな基礎研究にあえて横串を入れ、医学、生理学、薬学などの垣根を越えた研究がなされている。

この研究所は開設以来10年になるが、今まで数々の成果を挙げている。例えばクモの糸の合成。あの太さであれだけの強さを持つ糸の合成を、今までデュポンやNASAの研究員が取り組んだが成功しなかった。この研究に鶴岡キャンパスの若き学生が没頭し、合成糸の製作に成功した。現在政府から多額の助成金をもらって実用化実験がなされている。他にも藻から油を抽出する技術、唾液からがん細胞を見つける技術などいくつもの注目すべき発見がなされている。

これらの学生は決して優等生ではないらしい。わが国には動機づけをすれば素晴らしい研究を成し遂げる若者が沢山いるらしい。一私大の一研究所でもこれだけの成果を挙げている。まだ日の目を見なくても、日本全国には将来の実用化に向けて多くの若者が日夜研究に励んでいることだろう。

もちろん日本人全員が研究者になる必要はない。それぞれの若者が、それぞれの道を目指す。そんな彼ら彼女らが、能力を十分に生かせる教育、研究する環境を整えれば、日本のそして世界の将来は明るい。

      大竹広明

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投稿者: president | 2011年10月26日 10:47 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年08月31日

季節の移ろい

今日で8月も終わり。朝晩しのぎやすくなってきました。

毎朝の通勤でも季節の移ろいを感じます。家を出てまず東に向かう道を歩きます。一か月ほど前には真正面からギラギラした太陽がまぶしく、電信柱の細い影をたどって少しでも暑さをしのぐように歩いていました。それが今週に入り道端の家並みに太陽が隠れ、路面は日陰になって風もさわやかになりました。

会社近くの東向きの道路でも、高層ビルが壁になって強烈な太陽の光線から逃れられるようになりました。

もうしばらくして秋から冬へ代る頃、今度は日光が恋しくなり日向を選んで歩くようになるのです。

日本は四季の趣に富み、季節にあった動植物が生育し、情緒に富んだ人の心を育んできました。

日本独特の芸術や文化も、細やかな人間性が長年にわたり育て上げてきました。

美しい日本。大切にして後世に伝えたいものです。

         大竹広明

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投稿者: president | 2011年08月31日 09:02 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年08月23日

自分たちでできること

毎月1~2回更新している友人のブログに、次のようなコメントが掲載されました。少し長文ですがそのまま引用します。

 「現在の政治の混迷は、ボディーブローのようにジワジワと日本の将来に回復の難しさを加えています。しかし、これも私達が、直接、間接に政治の選択に参加した結果であります。自分が出来ることを進めていく。子ども達の前で、無いもの、失ったものをぼやいても良い事はありません。評論やご気楽な批判を繰り返している親を見ている子どもたちへの影響を考えて下さい。むしろ、挑戦している、テーマを持って元気に明るく生きている姿を日々示すことが重要なのです。」

これぞ今の日本人に必要な指針ではないでしょうか。

日本人の一人ひとりがこんな思いを持って行動すれば、あっという間に明るく元気な社会が実現することと思います。難しいことではありません。

      大竹広明

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投稿者: president | 2011年08月23日 09:18 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年07月27日

鉄道事故

隣国で高速鉄道の大事故が起きた。改めて日本の新幹線の安全性が認識される出来事だ。開業以来47年間、一度も乗客の死亡事故を起こしていないことも驚異的だ。日本の技術力の高さと、用意周到な安全策がその無事故記録を支えている。

新幹線は終電から始発までの深夜に、毎日欠かさず線路の点検修復を行っているらしい。快適に旅ができるのも、目に見えないところで地道に努力している人々のおかげだ。

地震発生以来4か月以上たって、少しづつ安定に向かっている福島原子力発電所でも、昼夜懸命に収束のため努力している人々のことを私たちは忘れてはならない。

             大竹広明

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投稿者: president | 2011年07月27日 11:19 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)