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社長ブログ「明日への扉」

2012年10月24日

地震予知と学会

イタリアで、地震学者が地震の予知を出来なかった(収束宣言後に地震があった)、

ということで、実刑判決が出たそうですね。

しかも執行猶予なしで。

 

どのような基準で判断されたのか、詳しくはわかりませんが、

地震なんて研究の進んでいる日本でも、予知は難しいもの。

こんなことで実刑を課されては、地震研究をする人はいなくなってしまいます。

まだ予測のできた原発事故について、、「原発は安全だ!」と言っていた有識者の方はどうなんでしょう?

 

学問にはいろいろあり、前提条件がちょっと変わっただけでも、

全然違う結果が出てしまうことは、当たり前のようにあります。

大震災後、首都直下や三連動地震についてしばしば出されている研究結果も、

震度や津波の大きさがまちまちなのが、その証拠です。

 

その結果を、評論家やマスコミなどのバイアスを取り除いて、どのように利用するか、

という情報の受け手側のリテラシー能力が必要ということだと思います。

 

今回の大震災や原発事故でもわかったように、専門家の審議会などでも、

間違った結果が出ることがあることを学習しました。

それならば、前提条件を明らかにさせた上で、その学者の考えを

自由に発表させたほうがいいのではないでしょうか?

それをどう捉えるかは、受け手の自由。どこかに書いてありましたが、「正しく怖れる」です。

 

冒頭のニュースは、まだ一審ですので、違った結論になろうとは思いますが、

他国とはいえ、研究結果は共有できると思うので、

これによって学会が萎縮してしまわないことを祈ります。

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2012年10月24日 18:21 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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