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社長ブログ「明日への扉」

2014年06月25日

本当の女性の社会進出支援

安倍政権が女性の社会進出を高らかに謳っています。

昨日発表された「骨太の方針」にも盛り込まれています。

少子高齢化や多様な意見が求められる中、

(ダイバーシティの本来の意味ですが、意味が誤解または曲解されそうなので)

とても必要なことと思います。

 

ただ、その手段として、女性役員の比率向上や少子化対策などをあげていますが、

ピントが外れてしまっている気がします。

 

というのも、先日、同年代の仲間で集まった時に、

2歳のお子さんがいらっしゃる主婦の話では、

保育所ではなく幼稚園なのに、準備をしておかないと入れないかもしれない、

とのことでした。

東京都では都心回帰現象で子供が増えているにもかかわらず、

幼稚園、保育園は現状維持か減ってしまっているということです。

これでは子供を預けて働きたいという意志があっても不可能です。

なぜ需要があるのに幼稚園を増やさないのか、という不満でした。

 

そこにちょうど、ご実家が幼稚園を経営されている方がいらっしゃったのですが、

その方によると、幼稚園の経営というのは経常的な経費でさえ、

学費と補助金を合わせてやっと賄えるという状態だそうです。

建物の建て替えなど、私財を提供しないととても無理で、

それも学校法人の財産になってしまうので、

閉園するときには自治体のものになってしまう、とのことでした。

これでは幼稚園を増やそう、待機児童をなくそうというインセンティブが働くはずがありません。


女性が働ける環境をつくるには、このような身近で切実な課題から解決しなければ、

いくら目立つところで制度を作って政治家、行政が仕事をした気になっていても、

なんの解決にもならず、空回りになってしまいかねません。

政府にはこのような現実から把握していただいて、

有効な政策を立案、実行していただき、

効果の高い税金の使い方をしていただきたいと強く思います。

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2014年06月25日 16:47 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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