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社長ブログ「明日への扉」

「2014年10月」一覧

2014年10月22日

原発事故の影響

先日、同業者の会合で福島県双葉郡富岡町を視察してきました。

富岡町というと、原発事故の避難地域としてお聞きになった方も多いと思います。

 

実はこの地域、今年3月にようやく立ち入りができるようになったところなのです。

しかも昼間しか入れず、夜は退出しなくてはいけません。

なので、震災からの復興も思うように進んでいない状態でした。

 

海岸からほど近いJR富岡駅前(運休中)に降り立ちましたが、

辺りは3年半たっても津波が引いた状態のままでした。

ひっくり返った車、什器や調理設備が流されたままの食堂、

一階部分の壁が抜けたままの家など。

駅舎も流されていて、床だけがホームに接する形で残されていました。

 

駅前には放射線の線量計があり、約0.3マイクロシーベルト毎時と、

特に問題のない数値でした。

 

また、ただひとつ、線路の向こうの海の方を見ると、

巨大な真新しい防波堤の工事が粛々と進んでいました。

 

今まで津波の被害にあった地域をいくつか見てきましたが、

ある程度時間が経ち、程度の差はあっても復旧が進んでいるな、と思いましたが、

福島第一原発の周辺だけは状況が違っています。

もちろん、まだ立ち入りができない地域もありますので、

本当に手付かずのところになっているはずです。

 

たびたびこのブログでも書いていますが、日常生活に戻った今でも、

時々は被災地のことに思いを馳せて、風化させてはならないと思います。

 

また、九州で原発の再稼働の手続きが進んでいるようですが、

よく聞くと、誰も安全であると言っていません。

一旦事故が起きるとこのような状態になるという例があるわけですから、

そのようなことも考慮しながら、再稼働や使用済み核燃料の処理等について、

慎重に進めていかなくてはいけないと思います。

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2014年10月22日 17:32 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年10月17日

国籍って?

先日、みなさんご存知の通り、ノーベル物理学賞が日本の3人の科学者に決定しました。

今までのノーベル賞受賞者と違い、以前から話題となっていたこと、

身近に使われているLEDが受賞対象となったことなどから、

従来とはちょっと感覚の違う受賞発表だったと思います。

 

さて、私も冒頭にスッと「日本の」と書いてしまいましたが、

この中のお一人は、国籍はアメリカ合衆国となっています。

過去の日本人受賞者とされる方の中にも、日本国籍でない人もいます。

Wikipediaでも「受賞対象となった研究成果を挙げた時に日本国籍でありながら受賞時点で日本国籍を喪失していた受賞者(を含む)」

というような書き方をしています。

もちろん、日本で生まれ、育ち、研究を重ねた方々ですから、関係ないとは言いませんし、

他の国籍をとった方も、研究上の理由などであって、日本国籍を捨てたかったわけではないようです。

 

逆に、他の国で生まれ育ちながら、日本国内で成果を上げた研究者などは、

どのように報道されるのか、気になるところではあります。

 

ノーベル賞に限らず、他の学問、オリンピックなどのスポーツ、文化、芸術など、

より良い環境を求めて世界中を移動することが、簡単、当たり前になってきています。

「日本人がメダルといくつ取った」「日本人が〇〇コンクールで最高賞を取った」

などと言っている時代ではないのかもしれません。

国籍、生い立ち、現在の居所にかかわらず、

素晴らしい物は素晴らしいと評価することが、

今、そしてこれからの時代に求められてくることなのでしょう。

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2014年10月17日 10:18 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年10月01日

個人情報その2

前回に引き続き、文句のブログで申し訳ありませんが...、

2ヶ月ほど前、ベネッセの個人情報漏洩が問題になりました。

規模の大きさや発覚後の対応の悪さなどから、ご記憶の方も多いと思います。

 

私のところでも子供が「こどもちゃれんじ」を定期購読していますので、

そのリストに入っているのか不安でしたが、

先日、お詫びの手紙が送られてきましたので、残念ながら流出した可能性があるようです。

見覚えのないDMなどは来ていませんので、

今のところ実害はないようですが。

 

さて、そのお詫びの手紙ですが、

そのしるしとして、500円分の金券(図書カードまたは電子マネー)、

または、今回設立したベネッセこども基金への寄付、という選択肢がありました。

個人情報の対価がこんなもの?という気持ちもありましたが、

それ以上に疑問に思ったのが、金券か寄付かの選択ということでした。

 

冷静に考えれば、基金を社会のために有効に活用してほしい、と思いますが、

感情としては、お詫びなのに自分の基金に寄付をしろというのは、

どうしても納得いきませんでした。

全然反省していないのではないかと思ってしまいます。

うがった見方をすれば、あまり金を外部に出したくないのではないかとか、

いい格好を装っているのではないかとか、思ってしまいます。

 

しかもこの基金の目的は、子供たちへの支援や学習環境の整備などとありますが、

今回の事件は情報漏洩の問題なので、目的が違うのではないかと思います。

http://www.benesse.co.jp/customer/bcinfo/06.html

 

ほかにもこのような意見は多数あるようですので、

ベネッセには、本当に反省して謙虚に対応してほしいと思います。

また、人間は感情を持った生き物ですので、論理的に正しくても、

感情面で裏目に出てしまうと逆効果になってしまう、ということも改めて感じました。

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2014年10月01日 11:34 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)