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社長ブログ「明日への扉」

2014年10月22日

原発事故の影響

先日、同業者の会合で福島県双葉郡富岡町を視察してきました。

富岡町というと、原発事故の避難地域としてお聞きになった方も多いと思います。

 

実はこの地域、今年3月にようやく立ち入りができるようになったところなのです。

しかも昼間しか入れず、夜は退出しなくてはいけません。

なので、震災からの復興も思うように進んでいない状態でした。

 

海岸からほど近いJR富岡駅前(運休中)に降り立ちましたが、

辺りは3年半たっても津波が引いた状態のままでした。

ひっくり返った車、什器や調理設備が流されたままの食堂、

一階部分の壁が抜けたままの家など。

駅舎も流されていて、床だけがホームに接する形で残されていました。

 

駅前には放射線の線量計があり、約0.3マイクロシーベルト毎時と、

特に問題のない数値でした。

 

また、ただひとつ、線路の向こうの海の方を見ると、

巨大な真新しい防波堤の工事が粛々と進んでいました。

 

今まで津波の被害にあった地域をいくつか見てきましたが、

ある程度時間が経ち、程度の差はあっても復旧が進んでいるな、と思いましたが、

福島第一原発の周辺だけは状況が違っています。

もちろん、まだ立ち入りができない地域もありますので、

本当に手付かずのところになっているはずです。

 

たびたびこのブログでも書いていますが、日常生活に戻った今でも、

時々は被災地のことに思いを馳せて、風化させてはならないと思います。

 

また、九州で原発の再稼働の手続きが進んでいるようですが、

よく聞くと、誰も安全であると言っていません。

一旦事故が起きるとこのような状態になるという例があるわけですから、

そのようなことも考慮しながら、再稼働や使用済み核燃料の処理等について、

慎重に進めていかなくてはいけないと思います。

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2014年10月22日 17:32 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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