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社長ブログ「明日への扉」

2015年07月01日

うるう秒

日本時間の今朝9時前、全世界で一斉に「うるう秒」が挿入されたそうです。

通常は8時59分59秒→9時00分00秒となるところを、

8時59分59秒→8時59分60秒→9時00分00秒

となったそうです。

 

うるう年と違い、1秒長くなったからといって通常の生活では気づくものでもないので、

(私もその存在を事前に知っていながら、その時間はあっけなく過ぎていました。)

どうってことはなかったのですが、システムの世界ではこれが大変なことだったようです。

 

特に株や債券などの市場の取り引きでは、平日の取引時間中(日本では取引開始直前)に、

うるう秒が挿入されたのが18年ぶりとのことで、

どこにどのような不具合が生じるかわからない、という

2000年問題のような体制で迎えたそうです。

調べてみると、前回の2012年は7月1日でしたが、日曜日だったこと、

その前は2009年、2006年、1999年とありましたが、いずれも1月1日で休日。

平日だったのはその前の1997年7月1日とのことで、18年ぶりでした。

 

この1997年の時点では、1秒挿入されたところで、

システムの誤動作など考えもしなかったので、

いかにIT化、システム化が進んでいるかということだと思います。

逆に言えば、システムがないと、もしくは正確に動かないと、

人間だけではどうしようもない社会になってしまったということですので、

無力さを感じますし、一抹の不安も覚えます

株の売り買いの注文も、コンピューターがかなりの割合を占めてきているとのことで、

人間の創りだした市場というメカニズムも、もはや人間の手に負えないものに

なってきているようです。

 

幸い、市場や交通機関など、心配された支障は出なかったようです。

私も2000年問題の際に待機要員として出勤していましたが、

あっけなく年が明けていきました。過ぎてみるとこの程度のことなんですけどね。

 

ちなみにこのうるう秒、うるう年のように定期的に挿入するのではなく、

地球の自転の観測によって、挿入する時期を決めているそうです。

自然をも自分たちの創りだしたシステムでコントロールしている人間でも、

まだまだ自然の差配の下にある事象はたくさんあります。

近年多くなった地震、火山噴火等の自然災害も、

このように謙虚に捉えなくてはいけないでしょう。

 

ちなみに、うるう秒は1秒を挿入しますが、うるう年は1日を挿入しますね。

なんだか単位がずれていてヤヤコシイような...。

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2015年07月01日 13:14 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

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