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Ⅱ創成期

陸軍の軍需物資を保管していた芝浦の倉庫は終戦と同時にアメリカ軍に接収され、今度は進駐軍の物資を保管することとなった。東京湾から本土襲撃を仕掛けた米軍の戦闘機は、進駐後に使えそうな倉庫を爆撃の対象から外したとのうわさもある。

サンフランシスコ講和条約も締結され、芝浦倉庫は昭和30年(1955年)晴れて接収解除となり、三信倉庫の一歩は始まった。

芝浦営業所の倉庫群
芝浦営業所の倉庫群(昭和45年頃)

設立後の諸施策は矢継ぎ早だった。

昭和31年(1956年)5月西芝浦倉庫を買収。 同月、浦和倉庫を買収。同時に浦和営業所を開設。

同年9月芝浦営業所開設。

さらに翌年の昭和32年(1957年)3月には品川倉庫新築。この間、昭和31年(1956年)に、農林省植物防疫所、農林省指定倉庫の指定、保税倉庫、倉庫証券発行などの各認可を取得。急速に営業倉庫としての基盤を整えた。

昭和37年(1962年)の倉庫業法の改正に伴い新業法の下での営業許可を取得した。

翌年2月には品川倉庫のA棟(現旧館)を新築し、品川営業所を新設した。

西芝浦倉庫
西芝浦倉庫(昭和45年頃)

芝浦営業所公園倉庫
芝浦営業所公園倉庫(昭和45年頃)

浦和営業所
浦和営業所(昭和45年頃)

昭和41年(1966年)10月にはサンウェーブ工業様の要請で仙台営業所を開設して、現在の4営業所体制の基礎が出来上がった。サンウェーブ工業様は当時全国の物流網を完備すべく、そのパートナーとして三信倉庫を選び、その第一陣として仙台に倉庫を設けたが、その後サンウェーブ工業様の方針転換で物流子会社サンウェーブ運輸倉庫様を設立、三信倉庫の全国展開は夢に終わった。

品川営業所
品川営業所(昭和38年頃)

仙台営業所
仙台営業所(昭和45年頃)

仙台営業所
現在の仙台営業所

この頃の倉庫業の例に漏れず主な荷主は農林省で、政府米の保管に相当な面積を費やした。また他社に先駆けて家庭電化製品の保管に乗り出し、この頃東京進出を図りつつあった松下電器産業東京営業所様の電気製品を大量にお取り扱いさせていただいた。ただしじきに松下電器産業様の物量の増大は三信倉庫一社での保管管理能力を越え、同業他社の協力を得ながら主に首都圏の販売会社関係の物流管理にあたった。

創成期の事業展開はこのように短期間で急速に行ったため、倉庫の賃借や、建物は取得しても底地は借地が多く、経営基盤の確立のためにも徐々に底地を取得していく必要があった。その皮切りとして、昭和46年(1971年)西芝浦倉庫の底地を取得した。この3年後には老朽化した倉庫建物を取り壊し鉄骨鉄筋造り5階建倉庫を新築、この後も各営業所の建物を災害に強い建物に建て替えていくことになる。

現在の西芝浦倉庫
現在の西芝浦倉庫

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