「2012年2月」一覧

投稿者: システム管理者

2012年02月21日

そもそも「保管料」ってなーに?~保管料金のシュミレーション~

またまた営業部の松本です。

前回のブログでは、"寄託契約の料金体系"と題して、貨物の特性によって保管料体系が異なるといったことをご説明をしました。

最終回である今回は、具体的な金額を交えながら、1ヶ月の保管料金の計算をシュミレーションしてみたいと思います。

今回はかな~り長くなるので、じっくりとお付き合い下さい♪

前回、保管料の料金体系を幾つか紹介したうちの"個建て保管料"と"容積(㎥)建て保管料"を、具体的な数字を交えてご説明していきます。

 

実際にイメージしやすいように、ワインを三信倉庫に預けて頂くと想定いたします。

ちなみに弊社の城南島流通センターでは、ワインなど様々な洋酒のお取扱いをしていますよ(^^)v

まず最初に、1ヶ月分の保管料金を算出するにあたって"3期制"という倉庫業界特有の算出方法があるので、その説明からしたいと思います。1ヵ月を1日~10日、11日~20日、21日~末日の3期に分けて、それらを合算させて保管料金を算出します。

1期分の金額を算出するには、
(前期末保管在庫数+当期入庫総数)×保管料単価

という計算によって1期あたりの保管料を算出するのですが・・・
倉庫業では一般的といえども、初めて見る方にはナンダソレ??と思う方も多いかもしれません。

併せて下の図を見ながら読んでいただくと分かり易いです。

 

では本題、保管料体系を"個建て保管料"で実際にシュミレーションしてみましょう。計算し易く、以下のように料金設定します。また、荷動きは以下の通りにします。

《1期につき、ワイン1箱あたり50円》

2/14  100箱入庫
2/17  100箱入庫
2/20         25箱出庫
2/23   50箱入庫
2/25   50箱入庫
2/27         25箱出庫
2/29   50箱入庫

2月分の保管料は・・・

2/11~20日の前期末保管在庫数+当期入庫総数:200箱
 (0+200)×@50=10,000円

2/21~末日の前期末保管在庫数+当期入庫総数:325箱  
(175+150)×@50=16,250円

26,250円となります。

3期制の説明図

いかがですか? 2/20時点に残っている在庫数は175箱ですが、2/11~20日の入庫総数は200箱だという所がキモとなる部分でしょうか♪

試しに保管料3期制をとらずに、1か月分の保管料の計算をしてみましょう。先ほどは1期@50円だったので、1ヶ月でまとめると、

《1ヶ月につき、ワイン1箱あたり150円》となるので・・・

2/1~末日の前月末保管在庫数+2月入庫総数:350箱  
(0+350)×@150=52,500円

どうでしょうか。一見、"1ヶ月をわざわざ3期に分けるなんて面倒だ!!"と思うかもしれませんが、実は在庫数が変動するからこそ、倉庫は3期制を採用しているんですね(^^)

 

さらにもう一つ、"容積(㎥)建て保管料"を使ってシュミレーションしてみましょう。

今度は海上輸送用の20フィートコンテナで国内に運んで、その中の800箱のワインを倉庫に保管をするとします。このワイン箱の1箱あたりの大きさは全て、幅30cm、奥行25cm、高さ40cmとします。

1箱あたりの容積(㎥)はいくつかというと・・・
0.3(m)×0.25(m)×0.4(m)=0.03㎥ となるわけです。こちらも計算し易く、以下のように設定します。ここでは、1期目は荷動きは全くしないとします。

《1期につき、1㎥あたり1,000円》

1期分の保管料はいくらかといいますと・・・
800箱×0.03㎥×@1,000=24,000円

 

上記で説明をした3期制を用いて、保管料を計算していきます。
単位は「cm」から「m」に置き換えて計算しないと、㎥を簡単に算出できないので要注意です!

今回は一度にたくさん紹介してしまいましたが、ご自身の貨物に当てはめてイメージしていただければ幸いです。これから営業倉庫の利用を考えている方にとって、少しでもお役に立てられればとても嬉しいです♪

次回は2/28(火)に更新予定です。

 

【バックナンバー】
第1回 そもそも「保管料」ってなーに?~寄託契約と賃貸借契約~
第2回 そもそも「保管料」ってなーに?~寄託契約の料金体系~
第3回 そもそも「保管料」ってなーに?~保管料金のシュミレーション~

【関連ブログ】
荷役料のアレコレ

 

カテゴリー: 本社

日時: 2012年02月21日 18:52 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)